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石鹸により害がおこる場合
?@石鹸を使った後、石鹸分を皮膚の表面に残した場合、絶えず流れ出てくる汗に石鹸が溶けて、絶えずアルカリが遊離してきて、その刺激で皮膚が荒れたりかぶれたりする。
?A希にどうしても皮膚が荒れる人がいる。
3)沐浴剤は有効か!
沐浴剤は一般的に、精製ミネラルオイルとラノリンから作られていて、皮膚の脂溶性の汚れを取り除く清浄効果と、皮膚表面に脂肪膜をつくる保護作用がある。石鹸より経済的に高くつくが準備が簡便である。清浄効果は石鹸より劣る。
※乾性の皮膚の人では、石鹸の害が起こることがあるので、色や香りの強い石鹸は使わないこと。(香料ははじめは中性だが、徐々に空気などで酸化される。)皮膚に強くすりこまない事が大切である。過脂肪石鹸(ラノリンを含む)は、使った後に脂肪が余分に皮膚面に残るようにできている。(ミノンD・ミノン全身シャンプースキナビーバーなど)
※乾性の皮膚には、後でクリームを塗る等のアフターケアが必要である。
4)使用してはいけない場合
傷・アレルギー性疾患や皮膚障害のある場合

 

 

 

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